LARS RECORDS

腰を据えて音楽を

細く長く

こんにちは、さくです。

このブログでは、日々触れている音楽について書いていこうと思います。

普段、TwitterFacebook等を通じて色々な情報に触れる中で、思うことや感じることってたくさんあるけど、Twitterで軽く呟く程度で、それを外に出すってしてなくて。でも考えを文章にしてアウトプットすることって大切やなって、最近になって再認識しました。

特に近頃、酔っ払った時のツイート率が高く、醒めてから見て「うわっ…」ってなることが多いので自戒の意味でも。。。それに形にすると後から読み返すこともできるし。不定期ですけど続けていきます。

この前、自分のFacebookプロフィール欄を久しぶりに見てみたら、謎のURLが貼っ付けてあったんですね。開いてみたら大学生のときに書いてたブログでした。やってたんですね。

その中にアルバムの批評みたいなのが書いてあって、それがthe HIATUSの「A World Of Pandemonium」でした。彼らの3rd album。発売当時、このアルバムを聴いてワクワクが止まらなかった。希望が止めどなく溢れてくるような感覚に浸らせてくれたんです。

the HIATUSは、細美武士ELLEGARDENの活動休止後に始めたバンドなんですけど、メロコアパンクと呼ばれる音楽で圧倒的な地位を築いた人がこんな音楽やるのか!と。そもそも、当時邦楽ロック(いわゆるロキノン系)ばかり聴いていた僕にとって、日本人がこういった音楽をやること自体が凄く新鮮でした(聴いていなかっただけで勿論いたのだと思います)。Radioheadなんかは好んで聴いていたので、バンド形式でエレクトロ的要素やアートロック的要素を取り込んだ実験的な音楽は、なんとなく分かった気ではいました。

だからこそ細美武士がやっているバンドが、その類の音楽をやっていることに、日本の音楽シーンでそれが鳴ることに対して希望を抱いてました。日本の音楽もまだまだやれるじゃんみたいな。

ここで本作の幕開けとなるM-1「Deerhounds」を。


Deerhounds / the HIATUS

ここまで書いたことは当時の僕のブログにも書いてあって、感じてることや思っていることは、殆ど変わっていなかった。成長していないとも捉えられるし、音楽に対する思いや情熱が変わっていないとも捉えられる。どちらにせよ、僕は嬉しかった。

5年くらい経ってるけど、音楽に向かってる気持ちが変わらず燃え続けているんだなと。寧ろ貪欲に、寧ろ探究心が大きくなっているようにも感じられて安心しました。最近は聴く音楽の幅が広がってどんどん雑多になってるんで、ジャンルレスな内容を書けたらなと思ってます。

ちなみに、ブログ名は将来自分のレコ屋をやるなら付けたい名前です。

 ではまた。

 

A World Of Pandemonium

A World Of Pandemonium